皆さま、こんにちは。たまきです
皆さまにお送りする3回目の見学日記は・・・『東京ガス 総和サテライト』の見学です!!
『東京ガス 総和サテライト』は古河市にあります。
茨城県内では最大規模の北利根、丘里の両工業団地に天然ガスを供給するため、LNGを貯蔵・気化するガス製造所です。
『LNG』とは、液化天然ガスのこと。地球の主に地表下から産出している天然ガスを、不純物を取り除き、-162℃以下に冷却して液化したものだそう。
なぜ液化するのかというと、容量が気体のときより600分の1になるからだそうです。運びやすくなりますね。
世界各地に安定した供給源をもち、燃焼時における、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の発生量が石油や石炭に比べて少ないという、とっても環境に優しいエネルギーなんです。
さて、皆様も楽しみにしてくれているはず・・・今回の案内をして下さったのは・・・
こちらの、とっても素敵なおじさま方、三浦さん(右)と金澤さん(左)です!!
何も分からない私に分かりやすく、とてもやさしく案内をして下さいました。
日本の備蓄施設から、タンクローリーで冷たい液のまま総和サテライトへ運ばれてきたLNGは、この場所で容器に移されます。
なるべく人手がいらないように、コンピューター制御されているんです。
今回は見れなかったのですが、タンクローリーにつないだホースがLNGを移している際には、みるみる真っ白に凍るそうです。
見学時間が輸送の時に合えば、それも見ることができるんですって。
そしてまた、LNGは気化しないと利用できません。
特性のひとつとして沸点が低く、常温でも気化することから、夏は大気の温度で気化できるのだそうです。
もちろんー162℃ですから、気化施設も凍りつきます。
そうやって気化されたものが、各施設へ送られて、利用されているということなんです。
『ガス』と聞くと、皆さんは共通の臭いを思い浮かべることができると思います。
あの臭いをつけているのが、この設備!!
扉をあけると、あの独特のガス臭が漂ってきます。
実は、会社によって、あのガスの臭いはちょっとずつ違うのだそう。案内して下さった三浦さんは、嗅ぎ分けができるって
おっしゃってました。すごい・・・。
身近なものほど、知らないことが多いものなのだなと実感できた見学でした。
ではまた、次の見学日記で。