皆様、こんにちは、Seaです。
今年残り後一週間ちょっとですね。
さて、ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、
先月11月13日県民の日、次世代を担う子どもたちに、
地球環境に優しい次世代エネルギーに欠かせない太陽光システムや、リサイクルについて楽しく学べる見学会を実施しました。
ツアーは、約30名の親子が参加。
朝早く、ひたち野うしく駅、つくばセンターにそれぞれ集合していただき、バスに乗って出発しました。
まず一つ目の見学施設は「茨城県 坂東市 LIXIL つくば SOLOR POWER」です。
皆様ご存知かもしれませんが、LIXILは日本国内の建材・住設商品を生産している大手企業です。
岩井工場で使用している電気は、すべて つくばSOLOR POWERで生産しているそうです。
つくばからLIXILまでの移動は約1時間半。ベテランバスガイドさんによる楽しいご案内で、あっと言う間に着きました。
電気を作る方法にはどんなものがあるの?
なぜ、太陽光発電必要なのか?
太陽光ってどうやって発電できるのなど、
施設の案内員による説明、またイラスト映像を使って
わかり易く解説していただきました
それから展望台に上り、
東京ドーム2.5個が入る敷地に設置された20,880枚、
最大3.75MWを発電できる太陽電池パネルを一望し、
また身近に触れることができました。
入口の壁に今日の発電量が確認できる看板が設置されています。
皆様が今日の発電量を真剣に確認している様子です。
発電体験コーナーで子供たちが
自転車を漕いで、発電を体験して、楽しく遊んでいました!
その後、昼食を兼ねて、ミュージアムパーク茨城県自然博物館へ。
常設展と一緒に茨城県「ジオパーク in いばらき」企画展も見て頂きました。
皆様が住んでいる大地の成り立ち、自然のしくみ、宇宙について学び、
私たちが住んでいる地球の魅力を再発見し、
この地球環境を守っていくのは何をしなければならないかと考えるきっかけになればと思い、
このツアーに入れました。
午後は古河にある積水ハウス㈱関東工場ゼロエミッションセンターへ。
ウエルカムホールで案内員による説明を聞いた後、
ゼロエミッション ハウスへを見学しました。
2008年7月に地球温暖化が主なテーマの一つとなった
北海道洞爺湖サミットで各国要人のゲストハウスとして活用された、
最先端の環境技術を結集したモデル住宅です。
この先進技術を結集した「ゼロエミッション ハウス」は
現在茨城県古河市積水ハウスの施設「ゼロエミッションセンター」に移築され、
次世代エネルギーパーク」の一つとして一般公開されています。
子供たちにわかり易く、積水ハウスが使っている環境に優しい技術
「省エネ」、「創エネー」、「省資源」について
クイズ形式見学を行いました。
床、天井、テーブル、椅子すべて竹で作られているそうです。
この椅子は洞爺湖サミットで大統領や、ファーストレディーが座ったのですよ。
子供たちが大統領の気分で気持ちよさそうに座っていました。
和室の玄関の黒い床ですが、ゴミとして捨てられてしまう、廃ガラスを利用した建材です。
材料の95%が廃ガラスでできている、とっても効率の良いリサイクル技術なんです。
子供たちが興味深々を見ています
ゼロエミッション ハウスは他にも地球にやさしい技術を使っています。
すごい大きな倉庫みたいな建物は資源循環センターです。
そこで家を建てる時に出る現場の廃棄物を100%リサイクルしています。
現場から出た廃棄物はまず27種類に分別し回収。
積水ハウスの資源循環センターに集められ、そこでさらに最大80品目に分別。
分別された廃棄物は素材別に積水ハウスでリサイクルしたり、リサイクル業者に委託して再資源化。
もう一度、建築材料や梱包材、エネルギー資材として利用されているそうです。
畳を解体技術がすごかったです。6分間1枚。
資源環境循環センター内は写真撮影禁止のため、皆様に現場をお見せできなくて残念です。
とても充実した一日で、個人ではなかなか行けない施設なので、見学できてよかったとの声をいただきました!
また春にも、このような見学会を実施する予定です。
皆様も是非ご参加ください!