こんにちは。seaです。
気忙しい師走ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、茨城県次世代エネルギーパーク推進協議会として、毎年、会員様を対象とした研究会を実施しています。
今年は11月20日に「東京スカイツリー地区」熱供給(地域冷暖房)施設、千葉県妙典発電所「マイクロ水力発電事業アクアミュー」を見学していただきました。
青空にそびえたつ東京スカイツリーです。近くで見ると大きいですね!
こんな世界一の高さを誇る東京スカイツリーは、国内初の地中熱を利用する最新の空調設備を導入。
世界最高水準の省エネを実現しています。
年間を通して15度~17度と一定の温度となる地下120メートルの深さに熱交換用チューブを通し、
大型蓄熱槽に地熱で冷暖した水を貯めるというシステムです。
このシステムを利用して、東京スカイツリータウンとその周辺の冷暖房を供給しているのです。
災害時には蓄熱槽水を、消防・生活用水(23万人分)として提供できるそうです。
午後の視察は千葉県水道局が管理する市川市にある「妙典発電所」。
ここは、マイクロ水力発電事業、つまり大きなダムや水路を構築することなく、上下水道や農工業用水
などに内在する水のエネルギーを利用する新しい水力発電を行っている施設です。
平成20年5月から、年間104万Kw/h以上を発電しています。
この研究会を通じて、今後の次世代エネルギー事業の取り組みについて、すこしでも参考になれば、嬉しいです。