皆様、こんにちは。
9月になってもまだ残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、次世代エネルギーパークは、8月28日に夏休み親子見学会を行いました。
その様子を紹介します。
当日は、東京駅丸ノ内鍛冶橋駐車場集合出発。
参加者は東京、千葉、神奈川、埼玉と各県からお越し下さって、
早い時間にも関わらず、総勢37名集まり、予定より少し早く出発しました!
午前中は、県北方面にある日立パワーソリューションズ㈱大沼工場の方から
地球環境に優しい新エネルギーへ取り組みについてご紹介いただきました。
風力発電の若手専門家3名が、見学会のために電気の作り方や風力発電の仕組みについて解説してくださいました。
その後、太陽光パネルや風力発電の実機見学。
その日、曇っていたにも関わらず、太陽光パネルが設置された屋上から、太平洋の水平線が一望でき、
太平洋の向こうはアメリカだと...遠いアメリカに思いを馳せたところで、
屋上から下りて、工場内に設置された風力発電機を見学。
その日、風がなく風車が回っていなかったのですが、
真下から見上げる風車はすごく迫力がありました。
高さ約119m、だいたい牛久大仏と同じ高さだそうです。
その後、原子力科学館で放射線の利用について学び、霧箱工作実験教室にも参加しました。
放射線はいろいろな製品、病気の治療にも使われております。
最先端のがん治療として筑波大学附属病院陽子線治療装置が、
放射線を利用してがん治療を行っていることを皆さんご存知でしょうか。
その装置の模型が展示されていました。
普段目に見えない、音がしない、痛くもない、何にも感じない放射線は怖いものですが、
正しい使い方をすれば、私たちの生活にものすごく役に立つものだとわかりました。
さらに工作実験教室で魔法の箱を作って放射線を観察することができました!
空気中を通った放射線の飛跡が箱の中にいろいろな形をしていましたね。
線の形によってアルファー線、べータ線など4種類の放射線がわかるそうです。
子供達は放射線クイズも真剣に解いていました。
最後は、アクアワールド茨城県大洗水族館へ。
サメやマンボウ、いわしを飼育しているバックヤードを見せていただきました。
サメは全部怖いと思っていましたが、500種類の中、人を襲うのは何種類しかないという裏話も聞けました。
皆様には次世代エネルギーパークの施設でいろいろな体験をしていただきました。
充実した1日を過ごせたかと思います。
この体験が夏休みの感想文や自由研究の役に立てば嬉しいです。
今後も茨城県次世代エネルギーパークの取り組みや、茨城の魅力を紹介していきます。
よかったら、またご参加ください!