秋の研究会2日目
皆様、こんにちは。
今回は10月4日(木)~10月5日(金)で北九州にて行った秋の研究会の2日目をご案内します。2日目の10月5日(金)も九州は快晴でした。
前日の夜は、意見交換会をかねて会員の皆さんと夕食をともにし、普段伺えない皆様の色々な考えを聴くことができました。その興奮さめやらぬうちの2日目ということで、朝からわくわくしながら九州大学へ。
革新的風力発電システム「レンズ風車」について見学する為、九州大学応用力学研究所を訪問し、大屋教授から、説明を受けた後、実機の視察を行いました。
実際に検証を行っている研究室で見せていただいた風車は、レンズ(円形の輪)を風車のブレードに近づけるだけで発生する風の威力が段違いに強くなるのを目の当たりにしました!
このレンズがあるだけで、収音、威力増の効果が得られるすぐれものなんです!!大屋先生も「後はデザインを考えて見張えを…」と仰っていました(笑)。エコでおしゃれであれば、様々な所に設置して市民の憩いの場になることは間違いありませんね。
この「レンズ風車」は、現在、博多湾で浮体式洋上発電の実証へと移っています。全員ライフジャケットをつけて「かんきょう1号」」に乗り込み、洋上へと繰り出しました。
洋上風力発電が推進されている理由は、海上の方が風が強く、島国である日本は場所としても広大な利用可能範囲があるからだそうです。
その浮体も、太陽光発電も設置されていますし、何より魚礁ともなってます。
環境に優しくて、多目的に利用出来て、地域住民の方にも喜ばれる(漁師さんたちもにっこり!(*^_^*))施設のこれからが本当に楽しみです。
実は霞ヶ浦にも、この風力発電に適しているジェット気流が吹いているのだそう。
近い将来、私達の近くにも浮体式洋上風力発電がお目見えするかもしれませんね。
2日間という短い時間でしたが、次世代エネルギーについて様々な知識を得ることが出来た研究会になりました。
ではまた。